最新ニュース

ご来館の皆様の中から、ご了解を頂いた方を順次掲載しています。
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7月30日(火) カイルさん、合気道2級になってカナダへ帰る

  松山市内の高等学校に英語を教えにきていたカナダ人の カイル・PJ・ダスクさん(27歳)が、2年間の契約期間を終えカナダ へ帰国することになりました。

  カイルさんは武道が好きで、空手も習い、秋山道場では合気道と柔道の稽古に励み、 合気道2級に昇格しました。稽古での交流とともに、昨年暮の忘年会で楽しく過ごした のが思い出となりました。

△秋山兄弟道場で鈴木茂7段師範 (愛媛県合気会
会長 :常盤同郷会評議員) より、 合気道2級の
免状を授与されるカイル さん。

△合気道にゆかりが深い秋山眞之の胸像をバックに、
合気道秋山兄弟道場・社会人クラスのみなさんと
記念撮影をするカイルさん(前列右端)。
 

7月24日(水)その2  宮崎県都城・高齢者クラブ連合会100名様がご来館

  ご一行は朝10時、愛媛県の佐田岬半島の先端、三崎港経由の長距離バスで到着されましたが、皆さん元気に見学されました。

  同会の地区役員を務める馬籠英男(まごめ・ひでお)さんは、「旧藩主の久松家が、東京に遊学する藩士子弟のために 学生寮(常盤会寄宿舎)を130年前に造って勉強させ、それが「坂の上の雲の主人公」秋山兄弟や正岡子規を始め多くの傑物を 生んだこと、そしていまもその学生寮が続いていると聞き、驚くとともに素晴らしいと思いました。」と感想を述べられました。

△武道場で渡部康男理事の説明を聞かれる皆さん


△朝から32度を超す猛暑に、 真之胸像の前の
木陰で 一休み
 

7月24日(水) 関家 都さんが、76年ぶりに好古騎馬像と再会

  最新ニュース7月19日(土)号でご紹介した関家都さん(写真左)が今日の午後、生誕地を突然訪ねていただき、好古騎馬像の前で76年ぶりに2度目の記念撮影をされました。

関家都さんは、大変お元気なうえ話題が豊富な方で、お相手をした森松隆子研究員(写真右)も時間のたつのを忘れるほどでした。

関家さんが女学校時代、松山ゆかりの俳人「山頭火」が歩いているのをよく見かけたそうで、それが縁で山頭火の研究もされているとのことでした。


△好古騎馬像と、小学校6年生以来76年ぶりに再会した関家都さん(左=松山市)。
最新ニュース7月19日号をご参照ください。   
この日は34度を超える猛暑のため、日ざしをさけて撮影しましたが、
好古銅像は手を触ると「熱い!」と 叫ぶほどでした。

 

7月19日(金) 清水尋常小学校の関家 都さんと好古騎馬像

  この写真は、松山市の関家都さん(円内)が、昭和12年3月に松山市立清水尋常小学校6年(12歳)のとき、 道後公園内の秋山好古騎馬像前で卒業記念撮影をされた写真です。

  娘さんの田中ひさみさん (松山北高等学校卒業=伊予風土記の復刻者)が、写真を 秋山兄弟生誕地に届けていただきましたので、 ご本人のご了解を得て掲載させていただきました 。

  昭和12年は、文化勲章が制定されるなど、国内はまだ平和でした。子供たちの笑顔や服装にも穏やかな 空気が感じられます。しかし4年後、日本は戦争に突入したので、この世代は戦中戦後をとおして激動の嵐に 巻き込まれることになります。  

  道後公園にあった 好古騎馬像は、昭和11年に市民の寄附で建立されましたが、 同18年に金属不足を補うための 供出命令で撤去され、溶かされてしまいました。

  しかし、銅像のレプリカが好古が校長を務めた北豫中学校の後身・松山北高等学校の校長室に残って いたので、 それをもとに生誕地に全国からの寄附金で復元されたのです。
 

7月7日(日)その3 カンボジアの地雷処理で貢献する高山良二氏と、
                 現地で体験学習した女子大生2人がご来館

 高山良二氏(愛媛県出身=写真右)は、元陸上自衛隊の地雷処理専門家ですが、その技術を生かして退官後も 12 年間、カンボジアで国際地雷処理と地域復興支援の会( IMCCD )の現地代表として貢献しておられます。

 今年カンボジアで1ヶ月間、高山氏のもとで体験学習をした大学生・小松千尋さん(茨城)と滝下佳穂里さん(宮崎)の2人が、高山氏と一緒に秋山兄弟生誕地を訪ねていただきました。

 高山さんは、好古が新田長次郎に「君は実業家だから金を儲けて国益を図りたまえ。僕は軍人だから人をつくって国家に尽そう。」と語った展示資料を見られて、「カンボジアのある優れた青年に『もし2千ドルの収入が得られた時、君はどうするか』と尋ねると、『5百ドルは親に、5百ドルは自分に、残りの1千ドルは国に出す』と答えたが、カンボジアは今、そういう国です。」と話されました。

 その事は、国のお蔭で今の自分が在るという自覚があれば、当然に出てくる言葉なので、日本の教育の現状や今後のあり方について、好古生家の庭でしばし教育談義が交わされました。 (取材=山崎薫理事)

 

7月7日(日)その2 四国中央市立三島南中学校 PTAご一行

  「これが秋山兄弟の生まれた家ですか。」と、猛暑の中を四国中央市から 四国中央市立三島南中学校 PTAの皆さんが生誕地を熱心に見学されました。

若いお母さんが多い団体で、研究員の説明に、笑い声も起こるにぎやかな研修会になりました。
(写真3枚=撮影:仙波満夫理事)
 

7月7日(日) 知事が武道場で句会を楽しむ      
             ――全国知事会議プレイベント――

  全国知事会議が7月8日から2日間、中村時広愛媛県知事の招待で松山市で開催されました。
その前日の今日、愛媛を紹介する催事があり、秋山兄弟生誕地の武道場では知事さんの句会 がありました。

  午後2時30分から、扇風機に当たりながら、俳人・夏井いつきさんの軽妙な進行で知事が俳句 をつくると、1句ずつ正面に作者の氏名を伏せて紹介されました。

  傑作な句がでると拍手が沸き起こり、面白い句には笑い声があふれるなど、楽しい句会になりました。

  互選の結果、金沢和夫兵庫県副知事の句「墨が散る 若さうるわし 夏の風」が一位になりました。 「夏の雲 明治の心 秋山家」には大きな拍手。作者が嘉田由紀子滋賀県知事とわかると、皆から 握手を求められました。「ポンジュース」を読み込んだ句が出ると、「あれは絶対、中村知事さんの句だ」と ささやきが起こりました。

  今日は35度の真夏日でしたが、一般の方も含めて107人のお客様で賑わいました。 (写真=仙波満夫理事)

△「夏の雲ー」の句が、さっそく眞之像に飾られました。


△中村知事さんら8人の句会。報道陣や随行者で満員
  になりました。

△名句続出に笑顔があふれました。


△知事さんの句が正面掲示板で紹介


△1位の句「墨が散るー」が見えます。


△「秋山家」の作者、嘉田由紀子滋賀県知事
(右から2人目)にお礼のご挨拶

△好古像の前で写真撮影された
  吉村美栄子山形県知事 (右)

△無事終わって句会スタッフと記念撮影
      (前列中央が夏井いつき司会者)。      
  手にもつ絵は、1位の作者に贈られました。
 

7月2日(火) 元外務省欧亜局長でポーランドとベルギーの大使を歴任した方がご来館

  松山市内のホテルで7月2日午後、「北方領土返還要求えひめ県民会議」総会が開催され、 記念講演の講師に招かれた「ユーラシア21研究所理事・兵頭長雄氏」が、来館されました。

  兵頭長雄氏は、元外務省欧亜局長で、ポーランドとベルギーの大使を歴任され、ロシア問題に精通した方です。 著書に「善意の架け橋 ポーランド魂とやまと心」(文芸春秋社)があり、両国の暖かい交流の秘話が紹介されています。

  秋山兄弟の日露戦争での活躍や人物像の説明を受けながら、日露両国の交渉の歴史に思いをめぐらせておられました。

△秋山眞之像などを見られる兵頭長雄氏(右端)
 
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