秋山兄弟生誕地

お知らせ 3月21日(春分) 秋山眞之生誕150年祭 ― 生誕地にて

明治元年になる年 1868年3月20日、ここ歩行町の家で、秋山淳五郎が産まれました。その母貞に父久敬が言ったあの言葉「お寺にやるかのう」は、きっとこの部屋(下の写真)であったろうと想われます。「そりゃいけんぞな!」と兄が言ってから150年。来る3月21日(水)に、下記日程で「秋山眞之生誕150年祭」を行います。

   9:30 生誕祭式典(道場にて)  10 : 30 ~茶会・邦楽演奏(生家にて)  12:00 ~ 餅つき(庭にて)
   11:00 記念講演会(道場にて)―講師 海上自衛隊第1術科学校長 中畑泰樹 海将補(松山出身)
   14:00 茶会終了

 この間、ふだんのように全国から生誕地に来訪される方々には、いつもの御案内やビデオ視聴はできませんが、入場無料で庭から展示や祝いの茶会・邦楽をご覧になれます。
  また、ご希望者には、煎茶や「眞之の煎り豆」も有料にて差上げております。

12 歳の淳さん(眞之)と父母(好古は陸軍士官学校在学中)

 3月7日に来訪した12歳の松山市立双葉小6年生

秋山兄弟生誕地が、このように小中高生の見学地となり、全国各地、世界から来られる方々をお迎えできるのも、明治 21 年、海軍兵学校生の眞之が、同郷の在京学生と図って故郷に青少年錬成の松山同郷会(当公益財団法人常盤同郷会の前身 / 本年 1 月 6 日ニュースその2参照)を発足させていたからでした。以来 130 年(その間 80 年前には好古没後の秋山家のご厚意と松山の有志とにより、当生誕地が同郷会の本部地となり)、郷土愛媛や全国の方々からの兄弟へ寄せる思いによって、生誕地は守られて参りました。