秋山兄弟生誕地

7月1日(日) 大学生、ヒッチハイクで来訪

 平成 30 年夏の朝 7 月、まだ開門前の最初の来客は、大学 2 年生中村拓人さんでした。なんと青年は国際基督教大が夏休みに入った初日の東京から、ヒッチハイクで到着。

今どき、どうやってと聞けば、最初は高速のインターで、「静岡」と大書した冊子に止まってくれた乗用車の人を皮切りに、サービスエリア等で乗り継がせてもらうこと 10 台、直近は高松インターで「丸亀」の札にハンドルを寄せてくれた人が松山までの人で、昨夕道後の湯につかって一泊。そして今朝、城山へと大街道を通っている時、ふと「→秋山兄弟生誕地」の標示が目に入り、かねて『坂の上の雲』を読んでいた青年は、右に曲がって訪れたのでした。

  60 代の案内者は、青年やその日本の運転手さんたちの意気に感じて、自分も止まってあげた運転手の心もちになって互いに一会の交流を得、今日中にはしまなみ口の今治へ出るという青年を見送りました。