秋山兄弟生誕地

7月25日(水)  入社1年目の青年、初の休暇で来訪


 
この春東京で就職し、この夏初の休暇で来松した青年は、空港から真直ぐに秋山兄弟生誕地を訪ねてこられました。会社はアジアの発展途上国で雑貨・衣服を造るメーカー。その国でもともと優秀な技術を持つ人々に相応しい賃金を支払ってその産業振興に寄与し、その国から世界に発信する産業を育てようという会社です、と、関口真史さんは語ってくれました。
  彼は埼玉県羽生市立中学の3年の時、『坂の上の雲』を読み、その頃クラスで配られたフィリピンへの羽生市少年訪問団の募集プリントを読んで応募。その1週間の「日本とまるで違う」異文化体験が関心の始まりだったそうです。
  高校ではオーストラリアを訪問、そしてヘボン塾に起源をもつ明治学院大国際学部で学んだことが大きく、その就活中に、今の会社の理念に惹かれて志望したそうです。

  以上、真之さんの像のそばで、青年と当熟年スタッフがそれぞれ今ここに至る近代史上のさまざまの出会いを、ゆっくりと語り合えたこと、好古さんも真之さんも海外での体験から多くの事を学んだことや、今後の日本とアジアを思いながら要約させていただきました。

秋山真之さんと関口真史さん