梅雨明け土曜の日盛りに、いかにも働き盛りの職場仲間がいい感じで記念写真を撮り合っていました。みなさん『坂の上の雲』を 10 年以上前に読んだそうです。その一人は、最初に読んだとき、「この小説は秋山兄弟の二人が主人公であるだけでも、十分面白いのに、なぜ子規も?」と思ったそうです。
職場仲間の3人 左から 栗山さん 高橋さん 榎田さん (写真の時はマスクをはなし)
その疑問がここに来て研究員さんの説明で完全に解けた由。――司馬さんは子規がとりわけ好きでその松山の足跡を探索している間に、その親友が眞之で、その兄が好古だったという事(そういう時代)への驚きから、この物語が生まれたことがここでよくわかったと、感想を言って下さいました。
これから坂の上の雲ミュージアムや、道後の子規の足跡も訪ねるそうです。
お迎えした秋山兄弟生誕地のスタッフ2名、福岡4人衆と「お互い乗り越えて行きしょう!」と、ともにコロナとも闘う仲間になってお別れしました。