大阪からいらっしゃった5人家族。「ステイホーム!で『坂の上の雲』のDVDをみんなで観て、来ました」と言って下さったのはお母さん。一番関心の深いお父さんや子供たちと一緒に観て感激し、揃って「松山へ旅に出る」日がやっと実現したのだそうです。
思えば 4月に始まった「緊急事態宣言」(外出自粛・休業要請)下、特に大型連休に際して提唱された「ステイホーム」(お家に居よう)の日々は、その後、緊急事態宣言解除-( 5月14日に39県、21日に近畿3 府県、 25日に首都圏 4都県と北海道も解除)-の後も、県境越えのレジャー・旅行・帰省の自粛が続き、6月19日になって国のその要請が全国解除されました。
以来、当地にも、県外からの来訪が徐々に増え、万一の感染発生時のため連絡カードを書いて頂き始めた7月末からこの日までの2週間に、大阪の20人の他、広島18愛知15 、神奈川19東京12 人等、県外から計150人、色々な方々が、秋山兄弟生誕地を訪ねてこられました。
その間、東京からの中年男性3人連れは、お尋ねしますとやはり御出張でした。帰りがけ「お互いコロナで、大変ですが、こうやって乗り越えていきましょう」と申しますと、頷きながら「しかし、ここに来て、命の洗濯になりました!」と、言って下さり、仕事に発たれました。
大阪からの御一家(上の写真)のお父さんからは、案内中、幾つか質問をお受けしました。そうして生家を見終わった折、長男さんが、帰りがけに俳句ポストに投函していましたので、是非、ここで作ったのを教えてくれませんか?とお願いしました。一緒に聞かせて頂きました。
秋山兄弟生誕地にて
「誰がため己と家族と国のため」 長男
「兄弟の意志をうけつぐ夏の朝」 長女