秋山兄弟生誕地が整備公開されてから 13 年目の今年も、夏のこの季節には、ご家族連れや学生仲間が、大勢お越しになりました。
8月1日には、松山市立雄新中学1年・雄郡小学5年の山本兄弟が、夏休みの課題研究に訪れました。弟真之がここで生まれた時のことや、兄好古がバイト先の風呂屋で炊く薪を、ここから歩いて往復 3 時間の湯山まで採りに行っていたことに驚いたと感想を述べてくれました。
また8 月15日、終戦記念日でもあるお盆の日には、大阪や神奈川、石川など全国各地、さらに海外の台湾、香港、上海、シンガポールから、親子三世代などの 10 余家族や青年(友人とや独りで)、103名が来訪され、当方も親しくお国のお話をうかがいながら、御案内する機会がありました。
こうして8月は20日現在、老若男女 917 名の大人と(抱っこされた幼児等10数名)、 200 名の小中高校生(小 70 中 53 高 77 )が、照りつける太陽のもと来られています。来訪された方々と御案内する研究員と、共に秋山兄弟とあつい心で通い会う生誕の地の夏が、今年も過ぎて参ります。

△8月1日 秋山兄弟の研究に訪れた中学1年の山本航平君(左)と、小5年の山本周平君兄弟