柔道

7月7日(日) Bon Joure 仏柔道場御一行

秋山兄弟生誕地に、南フランス ツールーズのトニック道場から17名が来訪、当常盤同郷会柔道部員と交流稽古を行い、その後三々五々生家を見学されました。フランスと秋山好古さんとのあらたなご縁が深まった半日でした。

実は道場主のジャン ルイ ジメネスズ氏(60 才)とその奥様マリーさん、指導者兼通訳のカドー イヴ氏( 47 )の 3 人は、今回で2回目とのこと。 2年前にフランス全土の柔道指導者40名が日仏親善柔道大会記念に当地の満開の桜の下で撮った写真(2017年 4/12 の当ニュース参照)を、当日歓迎に掲示していたのですが、それを見たマリーさんが、これは私です、主人がこれですと(双方日本語と仏語で身ぶり手ぶり)親しく話して下さったのでわかりました。このフランス柔道家の2回の訪問は、どちらも愛媛出身の柔道家 鹿屋体育大学の濱田初幸教授の紹介によるもので、今回のフランストニック道場(総勢200名の中から希望と選抜による17名)は、 17日まで約10日間、松山大学柔道部との合同稽古を中心に、市内各地の柔道場を訪ねられます。

常盤同郷会道場の指導者や部員生徒たちとの交流稽古

フランス柔道登録者は80万人、なぜそんなに盛んなのかという問いには、「忘れられている礼儀を学ぶため」と端的に答えられたそうです。ところがフランスでは、指導者が少ない。柔道発祥地に来て、その指導と環境を見学したい。そのための来日でした。

道場の仲間に秋山兄弟について説明する カドーさん(通訳もして下さった)

トニック道場の(左から)ネリさん、ロリクさん、ヌマさんと、旧松山同郷会道場創立メンバー真之さん