いつもなら500人以上の参加者が堀之内(三の丸広場)を出発し、当生誕地にも続々と来られる(-松山市と南海放送、伊予鉄道共催の)ふるさとウォークラリー。この秋は、10月24日から12月25日まで2か月の間に、三密回避でいつでも自宅から小人数で回って歩けるクイズラリーが企画されました。
始まって2日目のこの日、当秋山兄弟生誕地にも、午前から午後にかけてなんと10組の親子(市内6つ以上の小学生)が日曜日に仲良く連れ立って来られました。
双葉小 6 年と 4 年生の 多田 (ただ)さん兄弟は、両親と 4 人で来訪、クイズを掲げた門柱のそばで。
今回のイベントのため、当生誕地を含む「松山・道後ゾーン」には、他に子規生誕地や城山など 10 か所に、このようなクイズのパネルが設置されました。ここ生誕地でのクイズは難しいという親子には、無料で生家に入りヒントになる展示をご案内しています。
小原(おはら)さん一家は、お父さんと西中学の姉と橘小学校の 3 人で
一緒に見ているヒントの展示は、ある旧制北予中学生が、ここ秋山校長先生宅を訪ねて部屋に上がった時のお話です。出典は、その中学生本人が 86 才になって寄稿した、現在の「○○〇学校百周年記念誌」でした。
11 月 3 日(文化の日)、 お母さんと一緒に子規博物館から回って来た宮前小学校 5 年と 3 年の生田兄妹
3人とも、好古さんが帰松後に揮毫した石碑写真の中で、三津厳島神社の「表忠碑」が目に留まりました。その名も宮前小の由来、近くの神社なので3人ともよく観たことがある由。その青空に見上げるような「碑」は、前世紀始めの日露戦争で亡くなった人だけでなく、三津から陸軍、海軍に出征して生きて帰った人も一緒に、全て200人以上の名前が刻まれている珍しい碑です。
「じゃあお祖父さんの名もあるかもしれない!…」と、お母さんが子供たちに語り掛けていました。